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桂山洞943番地の富平初等学校内に庁舎建物の一部が残されており、桂山洞銀杏の木(市指定記念物第 11号)、浴恩地(市指定文化財資料第1号)、御射台(市指定文化財資料第3号)の跡も都護府庁舎の前に残されている。富平都護府庁舎は粛宗3年(1677)に修造されたとの記録が残るが、建てられた時期については正確には分かっていない。
高麗時代毅宗4年(1150)に安南都護府に、高宗2年(1215)に桂陽都護府に、朝鮮時代太宗13年(1413)に富 平府が富平都護府に昇格した。これらの状況から、富平都護府昇格に伴い庁舎建設に着手した後、約5年後(太 宗18年、1418)に完成したものと考えられる。庁舎横で保護されている、景色を彩るために植えられたと思われる 銀杏の樹齢が約600年程である事とも一致する。記録によると、客舍、 東・西軒、三門、近民堂、左・右翼廊、東・西書房、使令庁、郷庁、捕盗庁、訓武堂、府倉等、全23棟23間と いう、当時としては雄壮な規模であったと伝えられるが、現在は内衙のみが残り、かつては「逆くの字」型であ った建物も1968年に現在の位置に移築されて「ㅡ」型の正面6間、側面2間の建物に変わり、韓屋の形式の一 つである合閣屋根の桁造りが採用されている。

[資料提供 : 文化公報室 (☎ 82-32-450-5116)]